津山まなびの鉄道館

鉄道施設めぐり、岡山県の津山まなびの鉄道館です。

津山まなびの鉄道館は、駅構内にある扇形機関
庫を中心とした展示施設です。以前は不定期・
要予約で公開されていましたが、収蔵車両が増えた
ことから、地元が主体となり定期公開されるようになり
ました。駅構内ではありますが、迂回する形で駅から
10分ほどかかります。

入口にはエントランスとしてまなびルームが設けられ
物販の他、地元の校外学習に使える集会室があります。
展示のメインは扇形機関庫と転車台で、転車台は稼働
状態にありますが、通常は動かさないようです。

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入口
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機関庫と車両たち

当初は、車両は3両だけしかありませんでしたが
徐々に保存車が増え、総勢13両という陣容に
なりました。新たに加わったのはD51形蒸気
機関車とDF50形・DD13形ディーゼル機関車で
いずれも大阪にあった交通科学博物館から
移設されたものです。D51形の脇には廃車と
なった755号機の汽笛があり、イベント時に
鳴らされるそうです。
扇形機関庫は老朽化のほか、防犯の意味もあり
内部には立ち入れません。
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D51
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DF50(左)とDD13
扇形機関庫とは別棟で既存の建物内部に展示室が
設けられています。一つはあゆみルームという
鉄道発展の歴史を示す部屋。もう一つがしくみルーム
という鉄道の技術を解説する部屋です。どちらも
以前からありましたが、開館に合わせてリニューアル
されています。
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あゆみルーム
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しくみルーム

扇形機関庫左手内部に新設されたのがまちなみ
ルーム。津山駅周辺の鉄道施設をジオラマで再現
したほか、美作地区の鉄道発展の歴史なども紹介
されています。
また、前述の通り構内に隣接しているので車両を
見ることができます。訪問時は国鉄色を復元した
「ノスタルジー」がとまっていました。

アクセス:JR津山駅から徒歩10分
開館時間:9:00〜16:00(入館は15:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
    年末(12月29日〜12月31日)
入場料:大人    300円
    小・中学生  100円
    6歳未満    無料
    団体割引あり
   (2016年10月現在)
満足度:★★★

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ジオラマ
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ノスタルジー車両

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