仙台市電保存館
鉄道施設めぐり、宮城県の仙台市電保存館です。
仙台市電保存館は、市内で活躍した市電の保存施設です。場所は地下鉄南北線の富沢車両基地内にあり、駅から徒歩で15分弱。ちょっとものものしいですが、守衛所の手前に入口があります。
入口
保存車は3両あります。写真上は1号車。開業当初から活躍した車両で、1つの台車の上に車体が乗る、全長8mの小型車です。写真下は123号車。台車が2つの大型車で、路線廃止まで活躍したとのことです。
1号車123号車
415号は、1963年製の最後の新造車。軽量化と保守性の向上が図られたとのこと。コロナ対策として、いずれの車両も車内の立ち入りができなくなっていたのが残念でした。
415号車
写真上は、保存されている台車。直角カルダンという珍しい構造のものだそうです。写真下は車両に取り付けられた製造会社の銘板です。この他、路線図や切符などの展示がありました。
展示1展示2
写真上は、現在の主力の地下鉄に関する年表。写真下は模型で再現した市電の情景です。小規模ではありますが、こうした形で車両や資料が残されるのはありがたいです。
アクセス:仙台市営地下鉄富沢駅より、徒歩15分。開館日時:10:00〜16:00 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始休館。 冬季(12月1日〜3月19日)は土休日のみ開館入館料 :無料満足度:★★★(2021年8月訪問)
地下鉄展示模型レイアウト
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