札幌市交通資料館

鉄道施設めぐり、北海道の札幌市交通資料館です。

札幌市交通資料館は、市営交通の歴史と資料を保
存する博物館で、交通系の博物館として長い歴史を
持っています。場所は市営地下鉄南北線の自衛隊前
駅近くの高架下にあり、交通至便です。

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建物入口

資料室自体はあまり大きなものでなく、コンパクト
にまとめられています。写真は6000形車両の運
転台部分のカットボディです。

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6000形運転台

写真上は路面電車の模型展示で、上部の運転機器を
操作すると連動して車両が動きます。写真下は歴代
の地下鉄車両の模型。このほか関連する資料、年表
や記念切符などが展示されていました。

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運転台と模型
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地下鉄の車両

資料館の特徴として、高架下を利用した保存車が充
実していることがあげられます。まずは路面電車。
写真上が連接構造のA800形。写真下はラッシュ
用に無動力の付随車をつないだ親子電車。いずれも
窓の大きなデザインが特徴となっています。

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連接車 A800形
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親子電車(子)320形

写真上は非電化で開業した鉄北線用に作られたディ
ーゼル車。路面車両では世界的にも珍しいとのこと
です。写真下は除雪車。除雪用のササラが特徴と
なっています。

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ディーゼル車 D1040形
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除雪車

地下鉄用の試験車。ゴムタイヤ式は国内初となった
ため、複数の試験車が作られました。写真上ははる
にれ。運転操作等の機能面での検証が行われました。
写真下はすずかけ。実際の車両サイズでの検証が行
われました。

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はるにれ(3次試験車)
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すずかけ(4次試験車)

初代の営業車両1000形。2両が保存されていま
す。

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1000形

現在は営業していませんが、かつて手がけていたバ
ス事業の資料も保存されています。写真下はボンネ
ットバスです。

アクセス:地下鉄南北線自衛隊前駅すぐ
開館日時:5〜9月の土日祝および小学校夏休み期間
    10:00〜16:00
 ※高架下車両は柵越しに随時見学可能
料金  :無料
満足度:★★★(2015年9月訪問)
※現在地下鉄高架工事のため休館中。再開はHPで告知。

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バス資料
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ンネットバス

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