SANZEN HIROBAは、京阪電気鉄道が運営する くずはモール内の施設です。場所は京阪本線の樟葉駅より 徒歩5分ほど。南館の1階に位置しています。
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外観
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展示のメインが3000形。片側2扉、クロスシートの 特急車で、国鉄(当時)・阪急と京阪間でしのぎを削って いたこともあり、テレビを備えた「テレビカー」として 登場、話題になりました。その後、後継車が登場しました が、予備として1編成が残り、2013年3月まで活躍 しました。車内は自由に見学できる他、予約者限定で運転 シミュレーターの体験ができます。
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保存車両
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運転シミュレーターは、他に2台あって、一台は8000系 車両の先頭部カットボディを用いたもの。もう一台は 2600系の運転台のみの簡易なものです。こちらは予約 不要ですが、利用には料金がかかります。
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シミュレーター
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こちらは鉄道模型のレイアウト。沿線風景が再現されてい て、一部は動くように工夫されています。こちらも、車両の 運行には料金が必要です。
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模型レイアウト
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写真上は、会社の歩みを示すパネル展示。企業PRの 一環ですが、鉄道ファンにもアピールする内容になって います。写真下は、沿線各駅の写真です。
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年表
駅写真
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写真上は、車体に取り付けられた銘板。写真下は過去に 使われたレール。いずれも刻印に製造会社と製造年が 残り、歴史が感じられます。
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銘板
古レール
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京阪と言えば沿線のイベントに対応したヘッドマークが 名物。それらを集めた展示です。また、壁面には3000 系の車両形式図がデザインされたり、ベンチが京阪電車の カラーリングだったりと、凝っています。
運転シミュレータメインの施設として、京王れーるランド と似た印象があります。シミュレータや模型など、一部を 除き無料。にもかかわらず展示が充実しているのはありが たいですね。モール内の施設なので、子供連れのファミリー 層を意識していますが、年配の方が懐かしそうに見学され ている姿が印象に残りました。グッズの販売はありませんが 近くに鉄道模型店があるので、そこで購入できます。
アクセス:京阪樟葉駅より徒歩5分 開館時間:10:00〜21:00 基本無休ですが、施設休館日あり。 料金:無料(シミュレータ、模型は有料) 満足度 :★★★ (2014年5月訪問)
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ヘッドマーク
壁面とベンチ
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