吾妻線は現在渋川−大前間ですが、当初は長野原まで で、そこから太子(おおし)まで群馬鉄山の専用線と いう扱いでした。その後、長野原線として運行された ものの、群馬鉄山の閉山を受けて路線は廃止となりま した。長らく放置されていましたが、観光資源として 再生が図られ駅舎を復元する形で資料館が設けられて います。
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復元駅舎
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駅舎内の展示。写真上は駅の変遷と群馬鉄山に関する 写真です。写真下は列車の行先標や駅員の防止など ゆかりの品々が展示されています。
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駅の変遷
展示品
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もう一つの見所が、再生された駅構内。ホームのほか 左側には鉄山から採掘された物を積み込むホッパーが あります。
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駅構内
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写真上が駅名標と貨車。貨車は大井川鉄道などから、 移設されたもので当線と直接関わりはありませんが、 雰囲気は出ています。写真下はホッパー。古いため 直下への立ち入りはできませんでした。
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駅名標と貨車
ホッパー跡
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バスの本数が少ないので、帰りは徒歩で旧線跡を 辿りました。写真上が愛宕隧道。写真下が長野原 草津口駅近くにある白砂川橋梁です。
アクセス:JR吾妻線長野原草津口駅より、 六合地区路線バスで太子下車。 ※バスは3往復しかないので時間に注意。 公開日時:10:00〜16:00 ※12月〜3月は火・水定休、年末年始休 入場料 :200円 満足度 :★★★ (2020年3月訪問) |
愛宕隧道
白砂川橋梁
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