真岡鐵道 SLキューロク館

鉄道施設めぐり、栃木県のSLキューロク館です。

真岡鉄道は、SL運行で知られる路線で、拠点となる真岡駅を
SLの形にするなどして、PRに努めています。このほど、
静態保存されていた9600形SL(通称キューロク)を動態
に復元。石炭を焚くのはやっかいなので、圧縮空気によって
短距離を動かす施設、SLキューロク館をオープンしました。


訪問日はオープン初日で、開館式典が行われていました。


会場全景

開館式典

線路は、建物からまっすぐ50mほど。周囲は柵で覆われ
ゆっくりと進みます。汽笛を鳴らし、煙突からは煙も出て、
走る様は現役時代と遜色ないですね。


前へ動いた所

館内から見た後部
館内には、他に客車が1両。スハフ44で、以前「船の科学館」
のメモリアルシップ羊蹄丸に保存されていた車両です。内部の
見学も可能となっています。この他、車両を解説するパネルや
移設の状況を示した写真が飾られています。また売店も設け
られ、グッズが販売されていました。

スハフ44

売店

2016年8月28日、「キューロクサマーフェスティバル」とい
うイベントがあって再訪しました。駅前広場にはステージが
設けられ、フラダンスなどのショーが行われました


ステージ

広場ではミニSLが運行された他、構内で軌道自転車の
運行がありました。また、鉄道グッズや飲食物の物販も
行われました。


ミニSL

物販

当日の運行SLはC12 66号。出発時には来客から
歓声が上がりました。
駅裏手の転車台では、折り返して到着後に転車作業の
見学会が行われました。


C12

転車台

展示車両として新たに加わった、D51 146号。
静岡市内の公園で保存されていたものが、縁あって
こちらに移設されました。


アクセス:真岡鉄道真岡駅からすぐ
開館日時:10:00〜18:00
     火曜、年末年始休館
     ※キューロクは日曜・祝日の
       10:30、12:00、14:30に運行
料金:無料
満足度:★★★


D51

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