片上鉄道は、JR赤穂線西片上駅近くにあった片上駅 から山陽線和気駅を経て柵原に至る路線で、柵原鉱山 の採掘物を、片上港まで運ぶ貨物主体の鉄道でした。 柵原手前の吉ヶ原駅に車両が残され、柵原ふれあい鉱 山公園となっているほか、片上鉄道保存会により、月 1回車両の運転会が開かれています。
|
吉ヶ原駅
駅構内
|
保存車は主力だったディーゼルカーの他、ディーゼル 機関車や客車・貨車等もあります。写真下は客車内部。 屋根付で保存状態は良好です。
|
保存車
客車内
|
当初、運転会は吉ヶ原駅の構内だけでしたが、廃止線 路を利用して、柵原方面に新たに柵原黄福駅が設けら れました。駅舎は柵原駅を再現した三角屋根が特徴と なっています。車両と合わせて現役時代を彷彿とさせ ます。
|
柵原黄福駅
同内部
702号と
|
運転会の模様。協力金を払えば乗車もできます。車両 の連結・解結の様子も見ていて楽しいです。
|
運転会
|
構内の一角には近隣で保存されていた岡山臨港鉄道の 車両の先頭部も移設されています。移設前は傷んでい ましたが、塗装が修復されてキレイになっていました。
アクセス:津山線津山駅から中鉄北部バスで35分 吉ヶ原下車 公開日時:公園は随時 運転会は毎月第一日曜10:00〜15:00 入場料 :無料 ※乗り物代別途 満足度:★★★★ (2018年8月訪問) |
岡山臨港鉄道の車両
|