思い出の東京都上野懸垂線

東京都交通局の上野懸垂線が2019年
10月31日で休止となりました。訪問時の想い出を綴ります。

上野懸垂線は、上野動物園の東園駅と西園駅を結ぶ東京都
交通局の路線です。新たな都市交通機関として試験的に作
られたので距離は300mほど。
訪問したのは2005年4月と、かなり前です。東園駅は
上野公園側から入った本園の西寄りにあります。園内運行
ですので、営業は開園時間帯で、おおむね7分間隔。入園
料とは別に運賃が必要になります。

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東園駅
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切符売り場

車両は4代目。懸垂式ですが、湘南や千葉のモノレールは
台車と車体がまっすぐつながっているのに対し、アーム部
分が湾曲した独特の形をしています。乗車時間が短いため
車内の椅子はFRP製の簡易なもの。車体には動物の絵が
描かれています。

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歴代車両紹介
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車両
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運転台

西園は、以前は分園と呼ばれていた、不忍池側の子ども動
物園がある区画です。前述の通り距離が短く、歩いてもさ
ほど時間はかかりません。
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西園駅

設備老朽化により休止が決まったので2019年9月に
再訪しました。園外からの撮影ですが、前回から変わった
様子はありませんでした。
休止という扱いですが、特注となるので車両の更新は難し
そうです。長期間の運行お疲れ様でした。

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2019年9月の様子
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