思い出の能勢電鉄鋼索線

能勢電鉄の鋼索線が2023年12月4日で
廃止となりました。訪問時の想い出を綴ります。

鋼索線は、黒川駅とケーブル山上駅を結ぶ能勢電鉄の
路線です。能勢妙見堂への参詣目的で作られました。
訪問は、2001年、2009年、2021年の3回。
写真は2001年で乗りつぶしのため訪問。通常冬季
は運休ですが、正月は運行があり無事乗ることができ
ました。

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黒川駅での車両
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ケーブル山上駅(2001年)

上記の時、黒川駅の写真を撮り忘れていたので、再訪
したのが2009年。秋の紅葉シーズンで、妙見口駅
から臨時のバスが出ていましたが、帰りのバスはなく、
歩いて戻ることになりました。
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黒川駅(2009年)
最後に訪ねたのは2021年の夏。山上で運行されて
いる森林鉄道を模した車両を訪ねました。妙見口駅か
らのバスはなく、歩いて訪問しました。駅舎・車両共
に変わりなく、1960年製の車両は、ややくたびれ
た感じでした。

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黒川駅(2021年)
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黒川駅での車両
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車内

ケーブル山上駅は、外観が山小屋風になっているもの
の建物自体は変わっていません。駅舎内には旧運転台
も保存されていました。

妙見口駅−黒川駅のアクセスの悪さも感じましたが、
施設の老朽化に加え、コロナ禍で集客が減った影響が
大きいと思います。長期間の運行お疲れ様でした。

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交差部
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ケーブル山上駅(2021年)
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旧運転台

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