思い出のJR気仙沼線・大船渡線

JR東日本の気仙沼線の柳津−気仙沼間と大船渡線の気仙沼−盛間は
2011年3月の震災被害を受け、長らくバス(BRT)
による代行運行が続いていましたが、2020年3月31日を
もって、鉄道としては廃止となりました。訪問時の想い出を綴ります。

まずは、気仙沼線から。乗車は2001年の夏ですが
通り抜けただけで、写真の記録がありません。その後
2010年7月に駅舎巡りをした際の記録です。上が
本吉駅、下が南気仙沼駅です。

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本吉駅

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南気仙沼駅
こちらは、比較的最近(2019年7月)の柳津駅。
列車とBRTの接続駅で、スムースな乗り継ぎができ
るように改築されていました。
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柳津駅
気仙沼線と大船渡線が接続する気仙沼駅は、街の中心部
からやや外れた高台にあったため、被害を免れました。
写真は震災前で、気仙沼線車両がホームに止まっていま
す。現在は廃止となったホーム部分にBRTが乗り入れ
るようになっています。
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気仙沼駅

大船渡線で気仙沼の隣の鹿折唐桑駅。写真は2010年
5月で、周辺には桜が咲いていました。海が近かったた
め、駅付近まで漁船が乗り上げて、震災を象徴する場所
となっていました。

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鹿折唐桑駅

大きな被害を受けた陸前高田。駅舎は古風な木造建築で
した。ここから気仙沼に向けては内陸を迂回し、BRT
は直行するため、陸前矢作まで支線扱いでBRTが運行
されています。旧駅の手前に折り返しの停留所が設けら
れています。
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陸前高田駅

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陸前矢作駅
小友から終点の盛までも木造駅舎が残っていました。写
真上は大船渡駅。市街の中心にあって、大ぶりの駅舎で
した。写真下は終点の盛。2005年7月で大船渡線列
車が止まっています。
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大船渡駅

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停車する列車(盛駅)

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