思い出のJR日高線
JR北海道の日高線の鵡川−様似間が2021年3月
31日をもって、部分廃止となりました。訪問時の想い出を綴ります。
日高線は苫小牧と様似を結ぶ路線ですが、2017年 |
鵡川駅 |
日高門別までは比較的被害が少なく、ここまで運行を 継続して欲しいとの要望もありましたが、新たに折り 返しの仕組みを設けるのに費用がかかるということで、 断念されたとのことです。 沿線ではサラブレッドの育成が盛んで、車窓から牧場 の様子が楽しめました。 |
日高門別駅 牧場風景(荻伏付近) |
終点の様似は襟裳岬の玄関口で、窓口ではJRバスの 乗車券の販売が行われていました。この先、広尾線に つなぐ構想でしたが、結局未完に終わりました。 |
様似駅 同駅での待機する列車 |
続いて訪ねたのが2011年5月。この時はレンタカ ーで木造駅舎を訪ねました。 本桐は様似手前の最後の交換駅で、この先で列車同士 がすれ違えないため、よく交換が行われていました。 小ぶりながら木造駅舎が残っていました。 |
本桐駅 |
浦河も拠点駅の一つ。小さな駅舎ですが、駅員が常駐 して窓口業務が行われていました。ホームの壁に地元 の高校生が描いた絵が展示されていたのも、印象深い です。 |
浦河駅 |
最後に訪ねたのは2017年の6月。路線は不通とな っていましたが、未訪問の駅舎を訪ねました。写真は 静内駅で、駅前に停まっているのが代行バスです。 |
静内駅 |
被害の大きかった大狩部付近。海岸線近くの地盤が流 出し、線路が宙ぶらりんになっていました。修復の上、 今後の対策を講じるとなると多額の費用がかかるのが 実感できました。長い期間の運行、お疲れ様でした。 |
大狩部駅付近 |