JR東海×東濃鉄道 笠原鉄道廃線跡ウォーク

JR東海によるウォーキングイベントで、 東濃鉄道の廃線跡を
たどるイベントが行われました。その模様をお伝えします。

今回は東濃鉄道80周年で同社と共催するイベントで
す。東濃鉄道笠原線は多治見駅と笠原駅を結ぶ4.6
kmの路線で1978年に廃止となり、会社はバス事業
主体で存続しています。スタートはJR中央線の多治見
駅ですが駅周辺に廃線跡はなく、次の本多治見駅から路
線跡をたどることになります。

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本多治見駅跡

同駅跡近くに残る橋台が目に見える形での最大の遺構で
す。ここから路線跡は陶彩の径という自転車・歩行者専
用道路として整備されています。

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橋台遺構

市之倉口駅跡。各駅には過去の写真などを掲載した案内
板が整備されています。右手に見えるのが東京窯業の工
場で、生産された陶器等が貨物として出荷されました。
写真下右は起点からの距離を示す距離標(キロポスト)
です。

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市之倉口駅跡
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キロポスト

終点の笠原駅は町の入り口にあたり、ウォーキングコー
スはさらに町中を進みます。写真上は三千盛という酒蔵
で、500円で3種の試飲ができるとのこと。写真下は
モザイクタイルミュージアムで、イベントが行われてい
ました。

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三千盛
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モザイクタイルミュージアム

多治見寄りに戻る形で、笠原駅奥にあった車庫が、現在
のバスの車庫となっています。徒歩で戻ることも可能で
したが、疲れたのでバスを利用して多治見駅へ。駅前広
場がゴールでした。

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笠原車庫
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ゴール地点

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